ウシの発情同期化;乗られているウシは発情が来ているウシです

岩手大学で初めて受精卵移植技術を用いて
生まれた子ヒツジ (1987年)

過排卵処置されたヒツジの卵巣;左
の卵巣に3個黄体が観察できます

ヒツジの発情誘起;お尻の青いヒツジ
は発情中

その他の研究

1.ブタ精液の凍結保存に関する研究
 丹羽太左衛門先生と行ったものです。当時確立したブタ凍結精液保存技術が現在我が国で実用化されている保存技術の基礎
となっています。私たちの研究室には、現在もなお当時製造されたブタ凍結精液(我が国で一番古い)の一部が大事に保存されて
います。私たちの研究室で作られ、23年間凍結保存されたブタ精子による子ブタが、群馬県の畜産試験場で生まれ、2002年11月
の新聞に掲載されました。(岩手大学農学部家畜人工授精研究室報告 1号, 2号, 1981;Jpn J Anim Reprod 36:195-202,689-693,
1990)

2.プロスタグランジンF(PGF)によるウシの発情同期化に関する研究

 現在PGFはウシの発情同期化に利用されていますが、これらの基礎試験が私たちの研究室でも行われました。(家畜繁殖誌 29:43-47, 188-193, 1983)

3.雄性家畜におけるPGFの生理的意義に関する研究

 ウシやブタの精液中にもPGFが僅かに出現することを初めて報告しました。また精液に出現するPGFの由来は主として精のう腺であること、精液に出現するPGFは射精機構に関係していることを明らかにしました。これらの研究は橋爪の博士論文になりました。(日畜会報 55:535-539, 540-544, 1984; 家畜繁殖誌 30:159-161,:216-219,1984; Jpn J Anim Reprod 30:182-185,1984;日豚会誌 24:3-6,1987)

4.ヒツジの誘起発情と胚移植に関する研究

  酢酸フルオロジェストン(FGA)を用いたヒツジの発情誘起方法が検討されました。FGAにより繁殖季節のみならず、非繁殖季節にも発情が誘起されました。またFGAを利用した胚移植技術により、岩手大学で初めての胚移植実験を行い、御明神牧場において見事産子が得られました。(畜産の研究 41:947-950, 1987; 昭和62年度食肉に関する助成研究調査報告書 6:36-41,1988; 昭和63年度食肉に関する助成研究調査報告書7:47-52,1989; 日畜会報 61: 745-756,1990;)

ブタの精子

ブタの精液採取

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